マーブリング(墨流し)

7月11日(木)、「マーブリング(墨流し)」

【作業工程】

◯マーブリングのやり方。工程ごとに説明。

・ケースに水を入れる。1.5Lのペットボトル一本分。

・フロート紙を浮かべる。

・フロート紙の上に垂らすように絵の具を落としていく。

・何色か垂らしたら、竹ひごでゆっくり絵の具を引っ掻く。

・好きな模様のところに紙を置くように浮かべる。

・手で紙を引き上げて、新聞紙の上で乾かす。

◯あらかじめ丸く切った和紙にマーブリングしていく。

「青いのは地球みたいだね」惑星を何となく意識させる。

◯用意した丸い用紙すべてにマーブリングできたらマーブリングの道具は片付け。

◯以前色をつけた50号パネルに墨を塗って黒くしたものを用意。そこを宇宙に見立てて惑星を貼っていこうと提案。

◯惑星を貼る前に、もっと宇宙らしくするのに銀河を作ろうと提案。

スパッタリングという技法で銀河を描く。

(金網に絵の具をつけた歯ブラシをこすりつけると、霧状の細かい絵の具の粒が広がって、まるでスプレーを吹き付けたような表現ができる。金網の目の荒さによって絵の具の粒の大きさに変化がある。)

スプラッタリングで小さな星を表現。

(筆に絵の具を含ませて、筆を叩く、振り払うようにして、絵の具を飛び散らせる。)

◯出来上がった宇宙にマーブリング惑星を配置。

◯マーブリング惑星を大和糊で貼り付けて完成。

【ねらい】

◯マーブリングの技法を知る。模様を楽しむ。

◯スパッタリング、スプラッタリング、の技法を知る。

◯大画面がどんどん宇宙らしくなっていく様子を楽しむ。


ここまで、体験から第3回までの回は、ほとんど普段使わない技法や素材を使ってダイナミックに表現するものばかり。こういったアクティビティは、私の経験上、大体のこどもに人気な企画。(次回も泥だんご作りだが)。家ではできないことをやってみよう、学校では習わないことをやってみよう、美術っていろんなことができるんだよ、という「表現の楽しみ」の部分に重点を置いた企画を続けてきた。

9月からは絵画的な「描く」ということもやっていきたい。


おおぞねこどもアトリエ

つくば市大曽根にある造形教室です。 4歳〜6歳の小学生未満のお子さん(保護者同伴)、小学1年生〜6年生が対象です。

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